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[写真館]SIGMA DP2をゲット

[ SIGMA DP2 / art, photo and music ] 2009年4月30日 10:33

SIGMAと言うメーカーは、カメラや写真好きにはよく知られているのですが、一般にはあまり認知がないんだろうな。

その、最新作のカメラDP2をゲットしたので、そのご紹介。写真はこちらにあります。DP2とあるアルバムをクリックしてください。

古くからあるレンズ専業メーカーで、一眼レフ用のレンズをつくってきました。昔はカメラがシンプルだったので、レンズ本体に、メーカーごとのマウントを発売して、マウントさえ買えば、どのカメラにもつく汎用レンズとして人気を博したんだよね。ニコンもキヤノンもオリンパスも持っているけど、同じレンズを使いたい、というような場合、SIGMAや、同業のタムロンのレンズを買えば、マウントを変えるだけでいろんなメーカーのカメラに使える便利ものとして評価を受けました。

そのぶん、レンズの性能は、純正にはかなわない、という評価もあったのですが、実際のところは、実力がないわけではなく、商品力を付けるためにキャッチーなレンズをちょっとムリしてつくる傾向にあり、たとえば、降格から超望遠までをカバーするレンズ、なんて言うのは、よさげなのですが、実際には設計上ムリをしているので、どうしても画質は今ひとつになりがちです。もちろん、そのわりにはなかなかいいんだけどね。

僕も、デジイチ(デジタル一眼)を使い始めてから何本かかったのだけれど、やはり画質を追究すると純正の単焦点レンズが魅力で、結局今はSIGMAのレンズは全部売り払って、残ってません。でも、デジタル専用の18-200mmなんかは、なかなかシャープでいいレンズでした。

ちなみにSIGMAはビデオや携帯用のレンズのバーツ供給メーカーとして評価が高いです。

さて、そのSIGMAがカメラもつくっているだけれど、独立独歩のメーカーらしく、ユニーク。FOVEONという独自の感光素子(フィルムに当たる)を使い、ほかのカメラとは一線を画すカメラをつくっています。FOVEONの技術的な特徴は上記SIGMAのサイトを見てほしいのだけれど、簡単にいうと、以下のような感じ。普通のデジカメは、一眼でもコンパクトでも、ローパスフィルタ(補色フィルター)というのを使って、画素ごとにRed、Green、Blueの3減色に光を分光して、感光し、画像にしています。FOVEONは感光素子の乗った半導体を3層にして、1層ごとに3減色を割り当てているのところが違うところ。平面に1500万画素並べると、1画素あたりのサイズは小さくなってしまい、光をしっかり捉えにくくなります。FOVEONは500万画素が3層になっているので、1がぞあたり、たくさんの光を捉えることが出来、精確が画像が得られる。さらに、一般のコンパクトデジカメでは、左右10?13ミリ程度の小さな感光素子だけど、SIGMAのFOVEONはデジタル一眼でいちばん普及しているAPS-Cサイズで、左右20ミリ。圧倒的な面積比。多くの光を受け取るので、画素が生成する情報が豊富なんだよね。

実際には、デジカメの性能は感光素子だけでは語れなくて、その信号をデジタル信号として処理して、JPEGファイルにする必要があり、この信号処理の技術もものをいう。FOVEONはこの信号処理が難しく、実際に得られる画像には、被写体によるばらつきが激しいなどと言われてきたのだよね。でも、次第に技術レベルが上がり、だんだん優位性が活かせるようになってきた感じ。

SIGMAではデジイチシリーズとコンデジ(コンパクトデジカメ)シリーズがあるのですが、今回買ったDP2はコンパクトのほう。去年DP1を出して、ライカやRICOHのGRシリーズなんかが気になる写真愛好家をうならせたのだけれど、早くもDP2が出た?というわけだ。もうモデルチェンジ? ではなく、レンズが違い、カメラのキャラが違う。DP1は28mm相当の広角レンズ、DP2は41mm相当の標準レンズ搭載。つまり、デジタル一眼でいえば、プロが2台のボディを首から提げて、レンズを付けっぱなしにして撮るようなものだね。そうそう、単焦点レンズです。ズームレンズは便利だけど、どうしても設計上無理をしがちで、画質という点では単焦点の方が性能を出しやすい。F2.8というほどよく明るい開放地で設計し、FOVEONの特性に合わせて専用設計したレンズを付けたこのカメラ。さてどんな感じかな?

実際に撮った写真は上記PICASAを見て。デジタル一眼のPENTAX K20Dと比較した写真もあるけど、かなりいい感じに肉薄しているよね。実は、ちょっと前にbibiちゃん用にRICOH GR Digital IIをかって画質のよさに感心したのだけれど、DP2は、一般的な条件では、GR Digital IIの的ではありませんね、圧倒的に優れてる。SIGMAのサイトで大げさなプレゼンフラッシュを流しているだけのことはあるなあ。本当にすばらしい画質で、K20Dにも肉薄する。デジタル一眼をコンパクトに、というコンセプトはウソのないところ。

ただ、万人に勧められるかというと、そうでもなくて、

◎単焦点だから、撮るのに慣れが必要。
◎けっこう大きめ、無骨な外観
◎被写体を選ぶ傾向。万能じゃないというか、被写体によって撮り方を工夫する必要がある
◎画素数が少ない。得られる画像は400万画素(3層の画素のまま)。

とはいえ、いずれも、内容がわかる人にとってはまったく問題なし。単焦点は、慣れてしまえばそれ用に撮ればいい話だし(ライカとか、高級カメラはみな単焦点)、大きさはデジタル一眼と比べればはるかに軽くて小さい、撮り方の工夫は、それそのものが趣味だからいいし、あまりカメラに勝手な絵を撮られたくないし、画素はこのぐらいで十分。これについては、また別記事に。

ということで、なかなか気に入りました。今テスト中なので、改めて報告します。


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